目次
はじめに
「ES出しまくってやっと掴んだ一次面接、緊張で空回り、、、」
「うまく話せなくて、気づいたら面接終わってしまった、、、」
こんな人多いんじゃないでしょうか。かくいう筆者もその1人で、面接が大の苦手でした。
しかし、そんな私でも面接の場数をこなしていくことで、大手・中小企業に関わらずどんな企業でも一次面接を突破できる共通点、評価ポイントが分かってきました。
今回は私が30社の面接を経験して実感したことと、実際に会社に入って人事担当に聞いた一次面接の評価ポイントをもとに、一次面接を突破できるノウハウをご紹介していきます!
一次面接の特徴
- 所要時間が短い
- 面接官は若手社員が多い
- 受験者数が最も多いのが一次面接
- 集団面接・web形式が多い
- 合格通知が早い
一次面接の特徴については上記があげられます。
これらの特徴を理解しておくことで、一次面接は企業からするとどのような目的の面接でそのためにどんな対策したらいいのかを事前に理解することができます。
上記の特徴から、結論を言うと、
一次面接の目的は「落とす人を見つけるための面接」で、
そのために気を付けることは「マイナス評価をゼロにする」ことが大切です。
一次面接での5つの評価軸
- 身だしなみは整っているか
- 面接時のマナーは守れているか
- 質問を理解して回答できているか
- コミュニケーション能力は問題ないか
- 志望度が高いか
上記でも述べたように、一次面接は減点方式です。
基本的には5つの評価+企業独自の評価軸を加えて減点式に評価されます。
身だしなみは整っているか
清潔感
清潔感は非常に重要です。服をきちんとクリーニングしても、着方一つでだらしなく見えたり、清潔感を損なうことがあります。例えば、スーツの肩のサイズが合っていない、シャツのトップボタンが開いている、髪が乱れているなど、些細なポイントが全体の印象を左右します。
ビジネスのTPO
ビジネスシーンでは、その場に相応しい服装をすることが期待されています。面接やビジネスミーティングなど、フォーマルな場に不適切な服装をしていると、その人がビジネスマナーや社会的な場のルールを理解していないと見なされかねません。不適切な服装は、「将来的に大切なクライアントとの関係を損ねるかもしれない」という懸念を抱かせます。
全体のバランス
面接官は、個々のアイテムに細かく目を光らせているわけではありませんが、全体のバランスはしっかりと見ています。たとえビジネススーツを着用していても、靴がカジュアル過ぎると全体の調和が崩れ、目立ってしまうことがあります。全身のバランスが整っていれば、個々のアイテムに対する厳しい評価はなされません。
面接時のマナーは守れているか
対面面接のマナー
- 面接の予定時刻よりも10分前には会社に到着し、7~8分前までには受付手続きを完了させましょう。
- 何らかの理由で遅れそうな場合は、速やかに会社に連絡を入れましょう。
- 受付や面接室への案内時は、まず自分の名前を明かし、その後に訪問の目的を伝えましょう。
- 部屋に入る際は、ノックをしてから「失礼します」と一言添えてから入室しましょう。
- 面接では、基本的には笑顔を保ちながらも、落ち着いた姿勢で臨みましょう。
- 言葉遣いには特に注意し、丁寧語や尊敬語を使うなど、フォーマルなコミュニケーションを心がけましょう。
オンライン面接のマナー
- 安定したインターネット環境を確保しましょう。
- 背景が整っているか、映り込みがないかをチェックしてください。
- 必要なアプリケーション(ZoomやSkypeなど)を事前にセットアップしておきましょう。
- デバイスのバッテリー残量を確認し、必要なら充電をしておきましょう。
- マイクとイヤホンの音量が適切かテストして、クリアな音声通信を確保しましょう。
質問を理解して回答できているか
これは当たり前のようですが面接時は緊張してるため、聞かれた質問の意図を見失い、的外れな返答をしてしまうことがあります。例えば、事前に準備しておいた話をただ読み上げるような答え方です。簡単なようで難しいことですが、面接官が聞きたいことを結論ファーストで伝えるようにしましょう。
また、質問内容がうまく聞き取れなかった時は遠慮なく聞き返しましょう。再度伺いたい場合は、「恐れ入りますが、もう一度ご質問内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?」と丁寧に依頼しましょう。さらに、質問の趣旨が正しく理解できているか自信がない時は、「お手数をおかけしますが、〜についてお尋ねしているという認識でよろしいでしょうか?」と確認することが大切です。
コミュニケーション能力は問題ないか
面接における必要なコミュニケーション能力は下記の2つです。
- 相手の発言を正確に把握するスキル
- 自分の意図を明確に表現し、相手に伝わるようにする能力
仕事は様々な立場の人々との円滑なコミュニケーションが欠かせません。異なる視点を受け入れ、自らのアイデアを明確に表現する能力は、社会人として基本とされます。このようなコミュニケーションスキルが備わっているかどうかを評価するのが、面接の主な目的の一つです。
つまり、
「応募者が面接官の質問の真意をどれだけ捉えられているか」
「自分の考えを構造的で理解しやすい方法で伝えられるか」
が評価のポイントとなります。
志望度が高いか
就職活動において志望度が評価される主な理由は3つあります。
①仕事に対するやる気を知るため
企業は就活生の志望度を重視し、それを仕事への熱意として評価しています。高い志望度は、仕事に対する強いやる気の証とされ、能力だけではなく情熱も求められます。
②仕事内容への関心度を知るため
就活生が企業とその業務に実際に関心を持っているかを確認しています。企業は、ただ業務をこなすのではなく、その人、特有の強みや価値が自社の求めている人材とマッチするかを見ています。
③成長意欲を見るため
就活生の成長意欲を確認しています。多くの企業は即戦力よりも、入社後の成長可能性を重視して採用を決定し、将来的に企業への貢献が期待できる人材を高く評価します。
上記、3つの意図を汲み取って上で、志望理由を作成しましょう。
一次面接の頻出質問
- 自己紹介(出身・小中高の経歴)
- 学生時代の勉強内容
- 学生時代に力を入れて頑張ったこと
- 自己PR
- 志望動機
- 就職活動の軸
- 挫折した経験、それをどうやって乗り越えたか
- 逆質問
最後に
この記事では、一次面接の突破術をご説明しました。誰でも上記のポイントをしっかり押さえておけば通過率は格段にアップするはずです。とはいえ、1人で面接準備をするのには限界もあると思います。
第三者に面接内容チェックしてもらいたいけど、頼める人がいない、、、、
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