就活だけでなく、一生役に立つ自己分析のすすめ 

自己分析の必要性 自己分析

はじめに

 就職活動を行うにあたって、自己分析が必要とよく言われると思います。
しかし、なぜ就活において自己分析が必要なのか?という部分をきちんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。


 自己分析は、就活に限らず様々な人生の転機において、適切な選択をするための鍵です。
自己分析によって、生涯変わらないだろう自分の譲れない価値観を理解することができれば、人生の転換点において、最も自分にマッチした選択ができるようになります。その結果、自分に合った環境で、よりよい人生を送ることができます。


 就職とは、自分が社会人になって以降、毎日働く環境を決める、人生の大きな転機の1つです。実際に働き始めてから、この会社、自分には合ってなかった。。ストレスすごい。。となるのは、せっかく頑張って就職したのに残念なことです。


 この記事は、就職活動という人生の大きな転機において、会社と自分のミスマッチを避けるために自己分析をやっておきましょう!という記事です。自分の価値観を理解できていると、その先の人生でも最適な選択ができるようになります。

自己分析のやり方を詳細に知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
https://supreet1.com/self-analysis-manual/

自己分析のゴール

 自己分析は、自分自身を深く理解し、自分の譲れない価値観・その先にあるなりたい自分を言語化するプロセスです。時間がかかる作業ですが、これからの人生のためにも一度やっておいて損はありませんので、じっくり腰を据えて取り組んでみてください。

自分の価値観について腹落ちする

 このステップでは、「自分の根底にある価値観について納得し、そこから紐づく自分の性格、強み、弱みを話せるようになること」がゴールです。


 同じ出来事に遭遇したとしても、人によってとる行動や、その背景にある考えは違いますよね。同じ考えをもっていても取る行動は違っていたり。その違いの根底にあるのが価値観です。じゃあなぜその価値観って生まれたの?私っていままでどういう生き方をしてきてその価値観を得たんだっけ?っていう部分を自分自身で明確に言語化できていることがこのステップのゴールになります。


 やり方は色々ありますので、自分に合った方法を模索してみてください。ネットでよくある価値観診断等から入ってみるのもいいかと思います。価値観は、幼少期の育った環境に起因することが多いので、自分が覚えている一番古い記憶から現在までの人生を遡って見るのをおすすめします。
 筆者おすすめの自己分析本は、「メモの魔力 前田裕二著」です。がっつり自分に向き合いたい方は一度読んでみて損はないかと思います。

なりたい自分像を(ぼんやりでもいいので)言語化する

 自分の価値観・性格を理解できたら次のステップです。
 「自分って将来どうなりたいんだっけ?」「どんな人生をおくれたら満足って言えるかな?」って考えてみてください。自分の価値観をきちんと理解できていることで、納得感のあるなりたい姿が見えてくるはずです。


 この段階で、具体的な将来像(何系の会社に入って、20年後に年収○○円など)が出せる必要はなく、漠然としたもので大丈夫です。単純に、「お金持ちになりたい!」でもいいんです。ただ、「なんでそうなりたいの?」っていう深堀をしたときに、きちんと自分の価値観とリンクした一貫性のある回答ができることが必須です。これができていれば、面接も怖くありません。

人生における自己分析の重要性

 ここまで、自己分析のゴールについて解説してきました。
ここからは、「自己分析をした結果、その先にどんないいことがあるの?」って話をします。

自己満足度の向上

 自己分析を通じて自分自身への理解が深まることで、自分が一番輝ける状況で活動ができ、自己効力感向上します。自分自身のいいところ悪いところ全て受け入れた上で、自分の力を最大限に活用するための考え方ができるようになるためです。自分に適切な自信がもてるようになりますし、努力の方向性も見定めやすくなります。

生きやすい人生の構築

 自己分析を通じて、自分の価値観や目標に合致する環境を選べるようになると、外部から受けるストレスも最小限に抑えることができます。人それぞれ、合う環境、合わない環境ありますよね。
人生を楽しむためには、自分自身を知り、それに合致した選択をすることが不可欠です。

就活における自己分析の活かし方

 ここまで長々と自己分析の大切さを話してきました。ここまで読んでくださったみなさんにはもうお分かりかと思いますが、最後に「就職活動において、どのように自己分析を活かすのか?」というお話をしてこの記事を締めくくりとします。

自分のなりたい姿に近づく1手段として、会社を選ぶ

 これにつきます。もう少し詳しく説明すると、「自己分析にて言語化した、自分の価値観・なりたい姿から考えて、どの会社に入れば気持ちよく働けて、将来なりたい自分になれるのか?を考える」ということです。


 極端な言い方をすると、会社なんて、人生を豊かにする1手段・1ツールにすぎません。その先の自分の人生を見据えて、どの会社に入るのかを考えてみてください。


 ここで注意してほしいのは、年収や待遇などの外面だけで判断しないようにということです。企業の組織風土・雰囲気は本当にちゃんと見ておいた方がよいです。入社後、その環境で毎日働くのはあなたです。職場の雰囲気というのは、入ってみないとなんとも分かりづらい部分ですが、一番ストレスになりうるところなのでどうか慎重に見定めてください。

自己分析手伝ってほしい方は、インスタグラムDMまで!

自己分析をしないといけないのは分かったけど、自分1人じゃ難しそう、、他者からの客観的意見を聞きたい。。など自己分析をやるなかで悩んでしまうこともあるかと思います。

もう少し話を聞いてみたい方がいましたら、大学時代就活サポート団体で活動し、現在は大手企業に勤めるシュプリートメンバーがお話をききます。

お気軽にインスタグラムDMか、お問い合わせフォームからお問合せください。
X(旧ツイッター)YoutubeSpotifyでの情報の発信、BASE経由での就活サポートも行っております。ぜひそちらもよろしくお願いします。

この記事を書いた人

関西出身。
地方国立大学を卒業後、都内でITコンサルタントとして働く。
今の自分にしか発信できない等身大の情報が、少しでも誰かの背中を押せればいいなと思い活動中。

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