理系学生は社会を知らなかったり、固定観念が強いため自分の進路を狭めがちですが
理系学部生から就活をした筆者は、”理系学生こそ就活をすべき”だと思います。
理系学生がいかに就活市場で強いか、なぜ就活をすべきなのかポイントを5つに分けて解説します。
目次
技術職より総合職の方が稼げることもある
近年は「医者として3,000万円稼ぐより、事業を起こして3,000万円稼ぐ方が遥かに楽」といわれる時代です。いままでの、勉強できる=お金稼げるという固定観念を捨てましょう。
かくいう筆者も「研究職=稼げる」というイメージで就活をしていましたが、よくよく見ると総合職の方が稼げることもあるということに気が付きました。
例えばトヨタ年収を見てみると、総合文系職年収は1130万円、技術職年収は761万円です。
なぜ文系総合職の方が稼げるのかと言うと、人数が多い分マネジメントのポストも多く、出世することができるからです。
技術職は一定の金額を稼ぐことができますが、ずば抜けた専門性を持っていないとなかなか年収1,000万を超えることができません。
技術職は僻地・三交代制の可能性も高い
技術職の場合、研究所や工場で働くことが多いため郊外に配属されることも多いです。
また、工場勤務の場合はラインを止めないために三交代制やシフト制で仕事を回している場合もあります。
友人と生活サイクルが合わず疎遠になり、お金はあるが一緒に使う人も使う場所もない、、、なんてことになりかねません。
知人はそれが理由で結局営業職に転職しました。
食わず嫌いせずに色んな職業を知ると、知見を広げられる
技術職以外にも、営業、経理、事務、法務、、、、など様々な職種が存在します。「自分は絶対に研究職になりたい!」と思っている人でも、就活で他の職種の仕事を知れば意外と自分に向いている職種が見つかったり、
技術職として働くうえでも、他の職種の人のことを考えられる視野の広い人材になることができます。たとえ技術職に進んだとしてもその経験は絶対に自分の糧になります。
理系学生は就活で差別化が図りやすい
理系と文系の比率は、文系7:理系3です。
この時点で理系の割合はかなり少ないため、それだけで人事に爪痕を残すことができます。
採用する側としては多様な人材を獲るために、理系学部生の枠も必ずあります。
また、研究室での泥臭い研究話からきちんと勉強している人という認識をしてもらえます。
大学院進学というセーフティネットがある余裕
理系院生と文系院生では圧倒的に理系院生が就活生として有利です。
そのため、理系学部生は納得内定がもらえなかった時、大学院に進めばやり直しがききます。
知人の理系学部生A君は、どうしても行きたいZ社がありましたが、学部生時代には不合格となってしまいました。しかし彼は諦めきれずに、大学院に進学してZ社に再チャレンジしました。
2回目の就活生となるため、他の大学院生を圧倒しA君は無事Z社に内定しました。
この様に2度目のチャレンジができたり、セーフティネットがあるという心理的安全性から余裕を持って就活を進めることができます。
まとめ
理系学部生で就活をした筆者が、理系学生こそ就活をすべきポイントをまとめました。
- 1.技術職より総合職の方が稼げることもある
- 2.技術職は僻地・三交代制の可能性も高い
- 3.食わず嫌いせずに色んな職業を知ると、知見を広げられる
- 4.理系学部生は就活で差別化が図りやすい
- 5.大学院進学というセーフティネットがある余裕
就活を頑張りたい理系大学生へ
この記事を読んで、就活やってみようかな、、、と思っている理系学生のあなた!
でもやっぱり理系学生は研究で時間が取れなかったり、周りが就活をしていなくて情報を集めることが困難ですよね
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