【ES攻略編】ガクチカを作り上げよう!

ES書き方 ES

はじめに

大手企業の本選考が始まりだす1~3月。いよいよ就活も本腰を入れて取り組まなくてはならなく時期。
選考の第一関門エントリーシートで落ちたくないと思う人も多いはず。今回自分自身は過去70社以上にESシートを通過し、就活アドバイザー時代も何十人もの就活生のES添削をしてきた経験から、受かるESの書き方を伝授します!この記事を読むことで、通過率の高いガクチカを作り切ることができちゃいますので、ESでお悩みの方は是非ご参考にしてもらえたらと思います!

ガクチカ(400字)のテンプレを作ろう!

今日はガクチカをテーマにES作ってみましょう!
エントリーシートとは何か、ガクチカってなに?となった方は過去にESの概要について記事を書いておりますので、まずそちらからお読みください!

まだガクチカを書いていない人はこれを機に書いて、すでにガクチカを作成済みの方は、ブラッシュアップとして参考にしてみてください。

ざっくり700字くらいで書いてみよう

はじめから400字でガクチカを書いてしまうと内容がペラペラになってしまいます。

文章は後からいくらでも削ることはできるので、まずは700字くらいでエピソードを書き出してみましょう。このときに文章構成や、表現方法などは意識する必要はありません。とにかく書き出して、文章の引出しを増やすことのみ意識しましょう。その際以下ポイントも併せて意識してみましょう!

Check Point
①起承転結を意識して、文章のボリュームを整える。
②「理由は□つあります。1つ目は〜です。」の構文で文章を整える。
③語尾を「です、ます」または「言い切り型」どちらかに統一する。

ガクチカはESだけでなく、面接でも必ず聞かれるお題になるので、自分の人生の中で長い期間取り組んだことや、とても思入れのあるようなエピソードを選んでおくと良いでしょう。特に自分の感情がそのエピソードで上下したことがあるとより、面接でも熱量を乗せて話すことにつながるでしょう。

文章を構造化してみよう

次はESに読みやすい文章だと思ってもらうためのポイントになります。ただ、強いエピソードを持っていたとしても、読み手に伝わらなければ意味がありません。逆に、よくあるようなエピソードだったとしても読みやすい文章が書けてさえいれば、選考から落ちることはありません。
なぜなら、エントリーシートを読んで採用担当はすごいエピソードを持っている人を採用したいのではなく、当然のことながら実際に共に働いていく会社に適した人材かどうかを判断する材料として選考を用意しています。つまり、文章や説明がわかりやすいというのは、社会人になっても必要なスキルの1つであるため、ESはその能力を測るには打ってつけの選考となるわけです。(筆者も飲食店のアルバイト経験をガクチカとして書いていました。)
400字の中で読みやすいと端的に思ってもらうためには以下ポイントを押さえましょう。


Check Point
①起承転結を意識して、文章のボリュームを整える。
②「理由は□つあります。1つ目は〜です。」の構文で文章を整える。
③語尾を「です、ます」または「言い切り型」どちらかに統一する。

400字くらいであれば、およそ3~4段落くらいで文章をまとめましょう。文章構成と例文は以下を意識してみると良いでしょう。

(文章構成)
起・承・・100文字くらい どんなエピソードで話すかの案内(結論。成果についても言及)
転・・・・200文字くらい エピソードの内容について説明
結・・・・100文字くらい エピソードを通じてどのような能力がついたのか説明

(例文)
 私が学生時代に最も力を入れて取り組んだことはOOで、△△という目標を達成したことです。
△△を達成するにあたり課題が2点ありました。
 1点目は〜です。それは〜〜という方法で乗り越えました。
 2点目は〜です。それは〜〜という方法で乗り越えました。
 上記の課題を解決したことにより、状況はXX%改善することができ、
その結果、△△という目標を達成することができました。

ポイントは数字をなるべく用いて文章を組み立てると説得力を持たせたガクチカになります。1位になったこと、売上をOO万円あげたのような具体的な数字を出せるようなエピソードがないと思っていても、エピソードの捉え方によって数字で表現できることは必ずあるはずです。
例えば、アルバイトで必要な人数をO人減らすことができた、効率化によってある業務を時間をOO%短縮することができたなど、、、


表現を工夫して文字を絞り込もう

ここまできたら最終工程です。現時点で、エピソードを700文字で書き出し、文章を構造化して当てはめている状態。あとは表現を工夫して400字に圧縮して700文字分の内容が伝わるような密度の高い文章に仕上げましょう。文章を圧縮する場合は以下ポイントを意識してみてください。

Check Point
①同じことを複数かいている場合、どちらかを省略
②熟語で省略できないか、表現の言い換えで文字数を省略
③伝えたいことを絞り込んで、それ以外の説明、アピールポイントは省略

文章を読み返していると、意外と省略できることの多さに気づくはずです。700文字のエピソード凝縮して相手に深く思考しつくした文章であると伝わるように、細部までこだわり抜いた言葉選びをした文章を作り上げましょう。もし省略が難しいときはシュプリートでES添削も可能ですので、お気軽にご連絡ください!

ESはひとまず完成!あとは、、、?

400字のガクチカが完成!そうなればあとは、気になる企業で片っ端からエントリーしてみましょう。
とはいえ、大筋のガクチカができたら終わりではありません。ESも定期的に振り返り、よりよい文章にブラッシュアップしていきましょう。就活経験と共に、表現方法や書き方などもより洗練されているはずです。万が一、通過率が悪い時は以下方法で見直ししてみましょう。

Check Point
①友人や、就活メンターに読んでもらい客観的な感想をもらう
②自分の読み直して、ESを音読してみる(意外な発見があるし、面接対策にも)
③通過したESと自分のESを比較してみる。(いいポイントは徹底的にパクる)

一通り自分でやれることをやり切ったあとは、外部の力も借りていきましょう。
すでに就活を終えているしている人、一緒に就活を頑張っている人、就活メンターからの意見は、自分とは違った意見をもらうことができるため、文章ブラッシュアップのヒントが散りばめられています。
是非、いろんなひとに自分の文章を見てもらいましょう。もし相談先に困った場合はシュプリートあてにご連絡いただいても添削可能です!

まとめ

きょうはガクチカを作り上げようというテーマでお話ししましたが、これは他のESのお題でも共通して使えるポイントも数多くあったはずです。とはいえ、1人でESを作り上げるのって意外と難しかったりもしますし、ほんとにこれでいいか判断しかねることもしばしば。。

もう少し話を聞いてみたい方がいましたら、大学時代就活サポート団体で活動し、現在は大手企業に勤めるシュプリートメンバーがお話をききます。

お気軽にインスタグラムDMか、お問い合わせフォームからお問合せください。
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この記事を書いた人
ぶち

関西出身の都内で働く現役サラリーマン。
地方国立大学を卒業後、金融業界で営業職を務める。
オチのない話をすることが得意。愛犬家。
若手サラリーマン目線で就活やキャリアについて情報を発信中。

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